亀 山城は天正15年(1587)に岡本下野守が 建てたものであるが、しばしば城主をかえ 、延享元年(1744)以来、石川総慶六万石 がその城主となった。城の景観や付近一
帯の光景は本図のようではなく、広重の 作図が働いている。雪の朝の清潔で、す がすがしい空気が画面からにじみでてい る五十三次中の名品である。
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左の絵では、亀山城の西の門が見えるが、現在はない。ただ、ここにあったという名刹が立っていた。 写真の隅櫓は東南の位置にあり、広重の雪晴とは反対の位置になる。西側は全く写真にもならないので敢えてこの写真にした。
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