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55.京都 三条大橋
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東海道五十三次
55.
京都 三条大橋
歌川広重
天保3〜4年(1832〜33)

京都三条大橋

写真・文  山ちゃん様(金沢市)
撮影   2001/2/19

江戸より124里半(約492km)、鴨川にかかる三条大橋を渡れば京とである。当時、江戸・京都間を普通に歩けば十数日の行程であった。図は、三条大橋を八朔御馬献上の行列が渡っている様子で、遠くには、東山三十六峰と比叡山が描かれている。

目次
近くで撮影しました。 ここでは比叡山を見ることが出来ません。 歌川広重さんは自分の目で見た 印象深い景色を頭の中で構図しているようです。





京都・三条大橋の見どころ




比叡山を背にした三条大橋
     比叡山を背にした三条大橋




この写真を撮影すると 三条大橋は
絵とは逆の方向になります。
歌川広重さんの眼のようにカメラの目は
立派ではありませんカメラにもこんな機能があったらよいな〜
ねこ虎さんの感想でも逢坂山の関所からは 琵琶湖を望むことが出来ません。


    写真・文 山ちゃん様(金沢市)
    
 撮影  2001/2/18


ーー
                   
広重さんの絵には 比叡山と東山連峰が 描かれておりますが これは無理です。


        写真・文 山ちゃん様(金沢市)
         撮影  2001/2/18






東山連峰を背にした三条大橋
東山連峰を背にした三条大橋



御池から見た三条大橋
       御池から見た三条大橋






モータプールの2階から撮影しましたが いまひとつです(望遠レンズ必要だったかもしれません) 東山連峰は見えますが比叡山はもっと左手になります 歌川広重さんのようにはいきません

      写真・文 山ちゃん様(金沢市)
       撮影  2001/2/18






                 
1番目 歌川広重さんの浮世絵の世界と異なり 弥次さん喜多さんの銅像の前で記念撮影 この前に 三条大橋でねこ虎さんと山ちゃんが 五十三次踏破の喜びをバンザイしたのですが ねこ虎さんが飛び跳ねるものですから ビデオの画面からはみ出してしまいました。

        写真・文 山ちゃん様(金沢市)
         撮影  2001/2/18







山ちゃんとねこ虎さん
    山ちゃんさん(右)とねこ虎さん(左)










←京都三条大橋    
大橋西南より写す。比叡山が見えるが、東山は見えない。

写真・文  ねこ虎様(北びわこ)
   2001/2/23 撮影









        
京都三条大橋(油絵風)
 大橋西北より写す。東山が見えるが、比叡山はみえない。

写真・文  ねこ虎様(北びわこ)
   2001/2/23 撮影

















三条大橋
 高山彦九郎像。


写真・文  ねこ虎様(北びわこ)
   2001/2/23 撮影


京都三条大橋
京都三条大橋

この橋は日本で初めての石柱で、天正十八年(1590)に架けられた。  元禄・明治・大正の改造を経て、昭和に改架、修理されたが、形式は  もとのままで、擬宝珠は紫銅で、天正十八年の銘がある。  また洛陽三条の橋は後代にいたるも往還の人を化度せしむるもの也。
 磐石礎は地に入ること五尋、切石柱は六十三本也。蓋し日限における 石柱橋の濫勝也」の銘文がある。

                       写真・文  ねこ虎様(北びわこ)
                        撮影   2001/2/6



ねこ虎さん(左)と山ちゃんさん(右)



11月29日、日本橋を出発して以来89日目
ついに京都・三条大橋にたどり着きました!
途中、幾度となく挫けそうになりましたが、皆さんに励まされ、今日、京都・三条大橋に到着することが出来ました。これひとえに「熟年丸」の日々好日様はじめ乗船者の皆さんのご理解ご協力の賜と深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
  
2001年2月24日
がくべえ




狂歌で下る東海道五十三次

   伏見立墨染の茶屋藤の森狼谷はあまちや売なり

 墨染・藤森・狼谷(おおかめだに)はいずれも伏見深草の地名。大津への道筋です。墨染には江戸時代遊郭がありました。懐の淋しいわたしは、墨染の茶屋をうらめしげに横目で見て通り過ぎます。せめて狼谷で甘茶でも飲みましょう。

寄稿 八代市 ちくたく凡様